教育・学術支援

■日本で働くことに何の心配もないように

日本語の難しさというのは、それを母語としている私たちには理解しがたいものです。だからこそ、日本語で外国人の方々と意思疎通する際は、しばしば「すれ違い」が起こります。

これが仕事の現場となるとどうでしょうか、意思疎通がうまくできないという弊害は、とても大きな壁になります。伝えた言葉がうまく解釈されなかったり、相手が正しいと思って発する言葉が別の意味を指していたり。これではお互いに苦労が絶えない現場となってしまいます。

そんな現状を知り得た当社は早速、宇佐市と連携し、建設系現場で使われる専門用語(日本語)をボランティアで教え、現場で即戦力になるように指導を行うよう努めました。それは今でも継続して行っております。

■原点はバンコクでの日本語講師経験

当社の取締役は、大学生の時にフィリピンへインターンに行き、国際協力やメディアについて学んだ経緯があります。また、代表取締役も大学卒業時には、日本人最年少でタイのバンコクの大学教授として日本語講師を2年間従事しておりました。その時に教育した生徒が、日本語スピーチコンテストでタイ王国2位の成績を修めたほどです。

「日本語が上手く話せること」、それは決して必須項目でないかもしれませんが、日本で働く以上、日本語でのコミュニケーションが円滑に行えるようにしておかなければ、職場での孤立など、様々な弊害が発生します。それは雇用する側もされる側も、デメリットでしかありません。

「日本にきてよかった」「日本で働いてよかった」と、外国人の技能実習生の間にそんな輪が広がればという思いで、当社は教育・学術支援を行っております。

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